政治家が昭和史を知らない 渡部昇一 小堀桂一郎
【小堀桂一郎】「終戦の御詔勅」に還る[H21/7/23]
防衛相補佐官に西元・元統幕議長
産経IZA 2010/01/08 12:35北沢俊美防衛相は8日、西元徹也・元統合幕僚会議議長(73)を防衛相補佐官に起用する人事を発令した。同日午前の閣議で了承された。年内の策定を目指す新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)と中期防衛力整備計画(中期防)や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などで元制服組トップの助言を受けることが狙い。
西元氏は防衛大卒業後、陸上自衛隊に入隊。陸上幕僚監部防衛部長や中部方面総監、陸上幕僚長などを歴任。平成5年7月から8年3月まで統幕議長。10年8月から14年8月まで防衛省顧問を務めた。
今頃遅いぐらいだ。
鳩山首相の対等な日米関係や東アジア共同体構想といいつつ優柔不断な態度、岡田外相はじめ北沢俊美防衛相、福島社民党の県外移転など歴史認識・安全保障の無知さとバラバラな発言は、普天間や自衛艦「くらま」と韓国コンテナ船との関門海峡衝突事件の不適切な発言など、日米安保と中国の軍事力と北朝鮮の東アジアの安全保障に関わる重要な国政問題でありながら分からないもの同士が県内・県外・国外と主張し、国民にはかつてない不安を抱いている。また、元制服組に関わらず田母神元航空幕僚長や幹部をはじめ、現役自衛隊組織幹部、つまり現場からもっと意見を聞くことのが最も早い。
昨夜、チャンネル桜 渡部昇一の「大道無門」で小堀桂一郎氏がゲストの対談があった。アップされていないので探すと過去に同様の対談が見つかったのでアップします。
チャンネル桜 渡部昇一の大道無門 # 175 ゲスト : 小堀桂一郎 1/2 平成20年12月27日
チャンネル桜 渡部昇一の大道無門 # 175 ゲスト : 小堀桂一郎 2/2 平成20年12月27日
シビリアンコントロールの誤解
シビリアンコントロール(文民統制)は、文民の政治家が軍隊を統制するという政軍関係における基本方針であるが、軍事に対して、最終的判断・決定権を持つとしてもシビリアンコントロールにおいては、職業的軍事組織は軍事アドバイスを行い、これを受けて国民の代表、つまり政府が総合的見地から判断・決定を行い、その決定を軍事組織が実施するということが原則となる。国防・安全保障政策の基本的判断や決定は、選挙で選出された国民の代表が行う。これは、彼らが軍人より優秀ということではなく、国民の代表という正当性を体現するからである。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しかし、チャンネル桜 渡部昇一の大道無門 # 175 ゲスト : 小堀桂一郎によれば、日本の政治家は文民統制ということを文官統制と誤解している。政治が軍に優先するという意味であって、政府が軍の実際の指揮権を統制するという意味ではないし、軍事政権でなければ文民統制とは誤訳といってもいいもので、そんなものは法律でもないしまともな国ではない。
「沖縄海兵隊に支持を」外相会談で米が要求へ
【ワシントン=小川聡】米国務省のカート・キャンベル次官補は7日、ワシントンで記者会見し、クリントン国務長官が12日にハワイで岡田外相と会談すると正式に発表した。
会談では、日米安全保障条約改定50周年に合わせて行う日米同盟の深化を図る協議の開始で合意するとともに、クリントン長官が日本政府に対し、沖縄の海兵隊をはじめとする在日米軍に対する「強い支持」を求める方針であることを明らかにした。
キャンベル氏は「日米関係の核心は、安全保障同盟だ」と指摘。「米国は日本政府に、沖縄における強固な軍隊、特に海兵隊の存在を強く支持してもらいたい」と述べ、米軍普天間飛行場移設問題での前進を求めるとした。そのうえで、「複雑で激動するアジアにおいては安全保障問題が重要であり、米国は、日本政府が米国と緊密な協力を続けていきたいという非常に明確な(日本側からの)声明を望んでいる」と述べ、同盟深化の協議の中で、こうした点を確認していく考えを示した。
また、「日米同盟はアジアの経済発展の基盤を提供している。今、米国がアジアの友人と議論する時に最初に出る議題は、『日米関係は強固に維持してほしい』という点だ」と述べ、アジア諸国から日米関係の現状を懸念する声が直接伝わっていることを明らかにした。外相会談では、このほか、北朝鮮や中国などの幅広い課題も議論するという。
(2010年1月8日11時52分 読売新聞)YOMIURI ONLINE トップへ
いつもながら、米国の政治家の発言は正論で理路整然としていてよくわかる。ここまで気遣ってくれる隣人が他にいるのか。
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